講師紹介

渡辺由布子

 

横浜市上大岡にて箏教室を主宰。

4歳より生田流箏曲を始める。衛藤公雄氏に師事。

現代邦楽を石垣清美氏に、ヴォイストレーニングを含む地歌箏曲を浜根由香氏に師事。

NHK邦楽技能者育成会第50期修了。

NHK邦楽オーディション合格。長江杯国際音楽コンクール邦楽部門優秀賞受賞。

生田衛藤流大師範。

2011年~2019年、本郷高校日本文化部講師を務める。

犬が大好き。愛犬飼育管理士資格、ドッグライフカウンセラー資格保有。 

 

レッスンについての考え方

昔は「芸は盗むものだ」とよく言われました。

かつては内弟子というものがあり、先生のお稽古を今よりも頻繁に受ける機会がありました。先生の演奏に触れる機会も今より多かったのです。

しかし今は、月に数回のレッスンです。「芸の盗み方」などわかりません。

 

それに、そうしたことができるのはレッスンを受ける側にもキャリアが必要です。

今は和楽器も、「具体的に」指導することが必要なのです。

 

そうした想いで当教室ではレッスンを行っております。

 

具体的には、

①楽譜通りの確実な奏法を身につけるために、できないところはどこかを明らかにする。

②なぜ弾けないのかを考えてみる
ひとつには指の力がまだついていないこともあるし、何に注意しながら弾けば良いかがまだわかっていない場合もあります。

③どのように、何に意識を向けて弾くことを習慣化すれば良いかを具体的に伝える、または一緒に考える

その上で、練習をしていただくようにしています。

練習はもちろん大事です。しかし練習の仕方はもっと大事です。

 

ご自分で練習の仕方をつかめるようになってくると、箏を弾くのがとても楽しくなります。「箏のある生活」を楽しみましょう。